『歩いたら何分くらい?』函館のあのくびれを実際に歩いて、その距離とよくある誤解の真相を確かめた

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『函館山の景色は綺麗。』

 

1度でも見たことがある方なら、この主張に異論がない人が多いでしょう。

あの芸術的ともいえるくびれのある地形は、いつまで眺めても飽きない魅力を持っています。

 

函館のくびれ

 

ところで読者のみなさん、このくびれ、まさか北海道のここだと思ってはいませんか。

 

 

『その勘違いはあり得ない』

と、一笑に付すことができるあなたは、実はそれなりの函館ツウです。なぜなら、道外の方でこの誤解をしている方は決して少なくないから。

道民にとっては常識ですが、正しいくびれはこちらですよね。

 

  

しかしながら、ここまで書いて私は心苦しくなりました。

 

実際に歩いたわけでもないのに、本当にそう言い切れるのだろうか。

私が常識だと信じ込んでいたくびれが、実は間違ったくびれなのではないか。

私が誤解だと決めつけたくびれが、真の函館のくびれなのではないか。

 

葛藤に耐え切れなくなった私はたまらず札幌を飛び出し、函館までくびれを歩きに行きました。

今回はそのくびれ上を歩いて追及した真相と、どれくらいかかる距離なのかについてお伝えしたいと思います。

 

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函館のくびれのスタート地点

 

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

 

こちらが函館のくびれの東の端。ここをスタート地点とします。

海に対して真っ直ぐな道が続いていました。

 

  

私の常識が正しければくびれの距離は相当短いはずなので、スタート地点からでも向こうの端の海が見えるはず。

高をくくってその真っ直ぐな道の遠くへ目をやったところ…。

 

函館のくびれのスタート地点

 

そんなばかな。思わず心の声が漏れてしまうほどに動揺しました。

 

西の端の海が見えないどころか山が立ちはだかっているのです。勘違いだと笑っていた説ではくびれの距離は20~30kmとなりますが、むしろその方が正しく思えてきました。

ぐらぐらになった自信を携えて、私は重い足取りでスタートを切ります。

 

函館のくびれの道のり

 

函館の何の変哲もない1キロ通り

 

もし仮説が間違っていれば、くびれはとても1日では渡り切れないだろう。そんなことを考えながら、速足で歩みを進めていく私です。

 

函館の途中で見かけた虚無感のある公園
寂しい公園

 

道中で寂しい公園を見つけました。遊具が草むらに埋もれており、今はここで黄昏たそがれたい気分でもあります。

 

コンクリートとレンガで囲まれる函館を象徴するような場所
レンガとコンクリート

 

さらに進んでいくと、レンガとコンクリートの建物のコントラストが美しい場所があり、束の間ですがくびれのことを忘れて、360度カメラを向けてはしゃいでいました。

 

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

 

後日別の記事に書くと思われますが、『金森レンガ倉庫』などのレンガ建築が有名な函館の、もう一つの見どころは実はコンクリート建築です。

その2者が対峙するこの場所にしばらく立っていると、対立するくびれの2説のことを連想し、再び気が重くなってしまった私です。

 

突如打たれた終止符

 

 

函館魚市場

 

そんな私のくびれ横断に突如、終止符が打たれます。

 

函館魚市場は関係者概立ち入り禁止です
関係者以外立ち入り禁止…?

 

函館水産物地方卸売市場が目の前に立ちはだかりました。

関係者以外は立入禁止となっており、その先まで見通すことが出来ません。しかし、そこでは確かに磯の香りが漂っておりました。

 

すなわち、これが意味するのはくびれの西の端の海への到着———。

 

 

信号での停止を含め徒歩20分程度、距離にして約1キロ。あのくびれの距離はこれくらいです。

私の正当性が証明される形となりましたが、決して歓喜に沸いたわけではありません。

 

函館魚市場から香る海が恋しい
磯の香りがする

 

かの探検家のコロンブスだってアメリカ大陸をインドと誤認していたのです。葛藤と不安、そして安堵を経て、私の心はすっかり寛容になっておりました。

くびれの真相は定説通りでしたが、純粋な冒険心を持って函館を楽しむことが一番大切だと思います。

読者の皆さんも、訪れた際には一度くびれを歩いてみてはいかがでしょうか。

 

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