
釧路のご当地グルメ『スパカツ』をご存知ですか?
もしかしたら、この記事を読まれているあなたはご存知ではないかもしれませんが、『スパカツ』とは、釧路市民に大変愛されるいわゆる『B級グルメ』です。
スパゲティの上に、ミートソースだけではなくトンカツがトッピングされており、それらが熱々の鉄板にドンと載って出てきます。
百聞は一見にしかず。さっそくこの『スパカツ』がどんなグルメなのかをご紹介します。
釧路・スパカツの発祥は泉屋本店



今回はこのスパカツの発祥であるレストランの泉屋本店を訪れました。釧路の中心部からも近く、昼の11時から夜の21時まで営業しています。
外観はレトロで、オシャレな喫茶店のような雰囲気ですね。



1階の入り口には泉屋本店のメニューの見本がずらりと並んでいました。
数あるメニューの中でひときわ目立つスパカツ。お値段は税込みで1,150円です(2020年9月現在)。
早く本物と出会うために、2階の店内へと進みます。
泉屋本店のパスタメニューであるスパカツ



店員さんから渡された、泉屋本店のメニューを開きます。
スパカツはトンカツの存在感が大きいですが、カツメニューではなく、スパゲティメニューであること気付かされました。調べてみると、このような歴史に基づいているようですね。
最後まで温かく食べてもらおうと鉄皿で出したスパゲティが話題となり、さらに当時ごちそうだったトンカツをミートソースに乗せたらどうだろうという発想から生まれました。
出典: 北海道ファンマガジン(https://hokkaidofan.com/supakatsu/)より
そんなことを考えながら、迷わず注文。
ちなみにちょうどこの時、泉屋本店は多くのお客さんが訪れている状態でしたが、店中に『スパカツ』、『スパカツ』と次々に注文する声が響き渡っておりました。うーん、やはり愛されているご当地グルメ。
これが、釧路のローカルフード『スパカツ』だ
混雑する店内。忙しく歩き回る店員さんが、私の前で足を止めました。
いよいよ、釧路市民が愛するローカルフード・スパカツの登場です。






先に謝っておきます。読者のみなさん、すみません。きっとこの写真と文字を見ているだけでおなかが鳴ってしまったはずです。
ごろっとしたミートの入ったソース。サックサクの衣をまとったトンカツ。鉄板の上で香ばしく焼けるパスタ。それらが一緒にジュウジュウと音をたてながら私を誘惑します。
同時に口に含めば、まずトンカツとパスタのオコゲの食感が楽しめ、さらにそれらを甘くて濃厚なソースが包み込んでしっとりしていく。まさにベストマッチです。
海鮮が有名な港町で、なぜこのグルメが市民の胃袋をつかんで離さないのか、理由のすべてが分かるお味がしました。完食。
泉屋本店の所在地・営業時間
最後に、本記事でご紹介したレストラン泉屋本店の所在地・営業時間についてご紹介します。
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